
屋根が波打って、壁が隣の家に寄りかかりそう。豊郷町でそこまで傷んだ空き家を壊すなら、解体費用の 4/5・上限 50 万円を補助する「空き家除却支援事業補助金」が使えるかもしれません。対象は、町の判定で特定空家か不良住宅とされた空き家に限られます。今回は、制度の中身と、要綱で決まっている細かい条件、確かめるポイントを解説していきます。
補助
4/5・上限 50 万円
対象
特定空家・不良住宅
建て替えに伴う除却
対象外
01制度の中身
補助率 4/5 は、県内でも高い水準です。ただし対象は、町の判定で「不良住宅」などとされた、傷みの進んだ空き家に限られます。判定は町の調査で決まります。今年度の受付状況は要確認です (2026-08-12 時点)。
02進め方
町へ相談
調査・判定
申請・交付決定
工事
対象になるかは自分では判断できないので、壊す前に町へ相談から始めます。交付決定の前に着工すると対象外になるのが原則です。
03要綱で決まっている細かい条件
- ●申請できるのは個人 — 所有者・相続人・委任を受けた者 (法人は除く)
- ●町税の滞納がないこと
- ●部分除却・建替えに伴う除却は対象外
- ●交付決定前の着手、年度をまたぐ工事も対象外
「豊郷町空き家除却支援事業補助金交付要綱」(令和元年告示第 23 号) では、対象を特定空家等か不良住宅 (住宅市街地総合整備事業制度要綱にもとづく) に限っています。建て替え前提の除却は対象外とはっきり書かれていて、補助額は 4/5・上限 50 万円 (1,000 円未満は切り捨て) です。
検索すると、豊郷町の補助を「2/3・上限 100 万円」と紹介する結果が出てくることがあります。しかし要綱原文に書かれているのは 4/5・50 万円です。ネット上の数字と要綱が食い違ったら、正とすべきは要綱側——申請前に一次情報で確かめる意味がよく分かる実例です。
04豊郷町で費用を左右すること
令和 4 年 11 月の町の実態調査では、町内の空き家は 132 件。うち 12 件 (9.1%) は、隣の家に影響を与える可能性ありと判定されています (三ツ池・四十九院・沢に多く、空き家の件数そのものは吉田・三ツ池・高野瀬が多い)。隣と密着した現場は、養生と手壊しの比重が上がるので、見積もりでは「仮設・養生」の項目を比べてください。
町内にある解体業者は少なく、彦根・愛荘・甲良など湖東エリアの業者を相見積もりに入れることになります。相談は、企画振興課の空家等相談窓口 (0749-35-8112、ワンストップ) が受けています。
05近隣市町との違い
同じ彦根・湖東エリアでは、多賀町 (1/2・上限 50 万円、跡地を自治会に貸すルートあり)、甲良町 (2/10・上限 40 万円、築年だけが条件) に制度があって、彦根市・愛荘町は個人向けなしです。豊郷町は補助率 4/5 と高い代わりに、対象が特定空家・不良住宅に限られるのが特徴です。
本記事は 2026-08-23 時点の公開情報 (市町公式ページ・県資料) に基づきます。受付状況・予算残は年度途中で変わるため、申請前に豊郷町の担当課か、補助金に慣れた解体業者にご確認ください。
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