
滋賀県で家を解体すると、いくらかかるのか。県内の実際の見積データに基づく坪単価の目安と、費用を左右する滋賀ならではの事情 (道路幅・処分場までの距離・保存地区)、そして実質負担を下げる補助金までを 1 ページに整理しました。市町別の詳しい事情は個別記事にまとめています。
木造住宅の坪単価目安 (滋賀県)
滋賀県内の実際の見積書を集計した民間データ (クラッソーネ。県や複数の市が公式に費用シミュレーターとして採用) によると、木造住宅の坪単価の目安は次のとおりです。
- ●20 坪台: 約 5.8 万円/坪
- ●30 坪台: 約 5.9 万円/坪 (30 坪なら総額 150〜180 万円前後の水準)
- ●40 坪台: 約 5.2 万円/坪
- ●50 坪台: 約 5.4 万円/坪
- ●70 坪以上: 約 4.5 万円/坪 (規模が大きいほど坪単価は下がる傾向)
総額の目安は約 56 万円 (10 坪未満) 〜約 235 万円のレンジ。ただしこれは建物本体の話で、実際の請求額は付帯工事で動きます。
総額を動かす 4 つの要素
01付帯工事
- 塀・物置・庭木・浄化槽など
- 追加費用の主な発生源
02アスベスト
- 事前調査は法律上の義務
- 含有が見つかると除去費が加算
03残置物
- 家財が残っていると処分費が割高
- 壊す前に出すのが原則
04立地条件
- 道路幅・重機の入りやすさ
- 狭小地は手壊しで割高に
滋賀ならではの費用事情
- ●旧市街の狭い道: 大津の中心部などには幅 4m 未満の生活道路が残り、市が拡幅事業を行っているほど。重機が入れない現場は手壊しで割高
- ●処分場までの距離: 湖北の公共処理施設は家庭ごみ専用で、解体の産廃は許可業者ルート。運搬距離が費用に効く
- ●保存地区: 近江八幡の八幡伝統的建造物群保存地区では解体 (除却) にも現状変更許可が必要
実質負担は補助金で変わる
県の協議会資料 (令和 5 年 2 月時点) によると、県内市町の除却費補助は補助率の中央値 1/2・限度額の中央値 50 万円 (平均 0.55・85.5 万円)。制度がある市町なら、相場より先に補助金の受付状況を確認するのが正しい順番です。制度の有無は当サイトの補助金 19 市町まとめで確認できます。
市町別の詳しい事情
大津・草津・彦根・長浜・甲賀・東近江・近江八幡の 7 市は、道路事情・処分場・補助金がそれぞれ違います。市ごとの解説記事で「自分の市ではいくらか・何に気をつけるか」を確認してください。
まとめ
- ●木造の坪単価目安は約 4.5〜5.9 万円/坪 (規模が大きいほど下がる)
- ●総額は付帯工事・アスベスト・残置物・立地で動く
- ●相場を調べる前に補助金の受付状況 — 実質負担が大きく変わる
相場数値は民間の見積データ集計 (2026-08-21 時点の公表値) に基づく目安であり、公的統計ではありません。実際の費用は現地調査を経た見積もりでご確認ください。






