
使わなくなった竜王町の実家を壊そうと町の案内を探しても、解体費用そのもののページは見つかりません。竜王町には空き家の解体費用を単独で補助する制度がない (2026-08-12 時点) からで、あるのは若者の定住支援の枠の中での支援だけです。それでも打てる手はあります。今回は、現状と、定住支援の中身、費用対策を解説していきます。
単独の解体補助
なし
若者定住 (新築 + 空き家解消)
最大 110 万円
解体のみ
対象外
01竜王町の現状
竜王町の住まいの支援は若者の定住支援が中心で、家じまいのための単独の解体補助はありません (2026-08-12 時点)。定住支援の枠の中で、建て替えなどに関わる支援がある形です。
02代わりに検討できること
1 つ目は、税の特例。相続した空き家を売るなら最高 3,000 万円の控除があって、解体して更地で売っても対象です。2 つ目は、建て替えや住み替えなら、若者定住系の支援が使える可能性があります。家族の誰かが跡地に住む予定があるなら、定住支援の枠が使えないかを先に確かめる価値があります。単純な家じまいなら、3,000 万円控除の条件の確認と相見積もりが費用対策の中心です。
03若者定住の住まい補助は「解体のみ」対象外
竜王町の「若者定住のための住まい補助金」(令和 8 年度の受付は 4 月 6 日〜12 月 25 日) は、次の組み立てです。
- ●新築 — 費用の 20% 以内・上限 80 万円
- ●リフォーム — 上限 50 万円
- ●空家利用・解消の上乗せ — 新築 +30 万円 / リフォーム +20 万円
- ●解体のみの工事は対象外
建て替えの前提で新築とセットなら、空き家解消の上乗せ分が解体費の一部に当たり得る、という読み方になります。
「解体のみ対象外」を裏から読むと、竜王町の支援は建てる人に厚い設計です。空き家を解消して新築する場合は基本の 80 万円に上乗せ 30 万円が加わり、合計で最大 110 万円。家じまいだけでは 1 円も出ない一方、跡地に子や孫の世帯が家を建てる計画があるなら、解体費の負担感を大きく変える金額になります。
04竜王町で費用を左右すること
竜王町の垂直積雪量は全域 30cm 以上と県内でいちばん少ない区分で、雪の工期リスクは小さい平地の町です。一方で、家庭ごみを受け入れている中部清掃組合 (東近江市・日野町・竜王町) は建築や解体で出た廃棄物を受け入れていません。業者が関わる解体の廃材は産業廃棄物として処分されるので、見積もりでは運搬・処分費の内訳を確かめてください。町内にある解体業者は少ないので、近江八幡・東近江・野洲・湖南の業者が施工圏になります。
05近隣市町との違い
同じ東近江・八幡エリアでは、東近江市 (一般向け 1/5・上限 40 万円、受付 10 日間)、日野町 (4/5・上限 80 万円、特定空家・危険空家に限る) に制度があります。近江八幡市は「1/2・上限 50 万円」と案内されてきましたが、公式に確認できず要確認です。
竜王町の空家等対策計画 (平成 31〜令和 6 年度) には「除却費用や家財道具処分費用の助成等を検討」と書かれています。今後の制度化は、建設計画課 (0748-58-3716) に確かめるのが確実です。
本記事は 2026-08-23 時点の公開情報 (市町公式ページ・県資料) に基づきます。受付状況・予算残は年度途中で変わるため、申請前に竜王町の担当課か、補助金に慣れた解体業者にご確認ください。
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