
東近江市の実家を壊すのに、補助はあるの? あります。ただし 2 本立てです。市が認定した特定空家向けの8/10・上限 100 万円と、一般向けの1/5・上限 40 万円。条件も段取りも別の制度なので、まずどちらが自分の家に当てはまるかを見きわめます。検索で目立つ「最大 400 万円」は、空き家を買い取って壊す第三者のための枠で、持ち主の申請には使えません。今回は、2 本の中身と、東近江ならではの「時間の設計」を解説していきます。
特定空家 (持ち主の申請)
8/10・上限 100 万円
一般向け (令和 8 年度)
1/5・上限 40 万円
一般向けの受付
10 日間で抽選
01制度は 2 本立て
1 本目は、特定空家向けの「特定空家等除却支援」。補助率 8/10 で、持ち主や相続人が申請する場合の上限は 100 万円です (要綱第 7 条)。対象は、市の認定を受けた空き家だけ。上限が 400 万円になるのは、所有権を取得して壊す第三者 (市長が特に認める者) だけです。
2 本目は、一般向けの「空家等解体費補助金」。補助率 1/5・上限 40 万円 (令和 8 年度) で、築 40 年を超えていて、使われていないのがふつうの状態で、敷地全体を更地にすること、そして市内の解体業者が施工することが条件です。同じ「解体の補助」でも中身は別物で、多くの人に関係するのは、こちらの一般向けです。
02「特定空家」は希望してなれるものではない
特定空家等は、法律にもとづいて市が認定する、倒れるなどの危険がある空き家のことです。持ち主が「うちも認定して」と頼んでなれるものではありません。建物の調査や市の手続きを経て決まって、対象は放置が長く、危険度の高い建物に限られます。
03令和 8 年度の一般向けは「受付 10 日間 + 抽選」だった
令和 8 年度の一般向けの受付は、7 月 1 日〜10 日の、たった 10 日間でした。応募が枠を超えて 7 月末に抽選になり、もう受付は終わっています (2026-08-24 時点)。予算の枠がある補助金は年度の途中で締め切られることも多く、翌年度にあるかどうかも市への確認が要ります。
受付状況を 市に確認
市内業者で 相見積もり
受付開始日に 申請
東近江市で補助金を使うなら、前の年度のうちに準備を終えて、受付の開始日に申請できる状態を作っておくことです。「夏に思い立って調べたら終わっていた」が、いちばん起きやすい市。市内の業者が施工することが条件なので、相見積もりには市内の業者を必ず入れてください。
段取りは、保育園の 4 月入園と同じ型です。入りたくなった月ではなく、前の年の申込期間までに書類がそろっていた家だけが土俵に乗る。東近江の一般向け補助も受付の 10 日間に出せるかどうかがすべてなので、検討し始めた段階で受付状況を見ておく理由はここにあります。
04東近江市で費用を左右すること
市域が広く、八日市の市街地と山あいで現場の条件に差が出ます。中部清掃組合 (東近江市・日野町・竜王町) は建築や解体で出た廃棄物を受け入れないので、解体の産廃は許可業者の処分ルートに乗ります。見積もりでは、運搬・処分費の内訳を確かめてください。
05近隣市町との違い
同じ東近江・八幡のエリアでは、日野町に 4/5・上限 80 万円の制度があります (特定空家・危険空家に限る)。竜王町に制度はありません。近江八幡市は「1/2・上限 50 万円」と案内されてきましたが、今は公式に確認できず、要確認です。東近江市の一般向けは、額は小さいけれど対象は広い、ただし時間の制約が厳しい制度と言えます。
「うちはどっち?」と迷ったら、まずは市の担当課か、当サイトの相談窓口へ。状況に合わせて、確かめるポイントをご案内できます。
本記事は 2026-08-24 時点の公開情報 (市公式ページ・交付要綱) に基づきます。受付状況・予算残は年度途中で変わるため、申請前に東近江市の担当課か、補助金に慣れた解体業者にご確認ください。
東近江市のページ
東近江市の家じまい・業者選びを
LINEで相談


