
家を壊すついでに、庭の隅でサビた物置と、伸びすぎた木も片付けたい。よくある相談です。どちらも家と一緒に「付帯工事」として頼めば、1 枚の見積書にまとまります。もちろん単体でも頼めます。値段の決まり方はそれぞれで、庭木は「切る」か「根まで抜く」かで約 2 倍違い、物置は幅・奥行・高さの合計で決まります。今回は、庭木と物置の相場と、見積もりで見ておくところを解説していきます。
この記事のポイント
家と一緒なら、1 枚の見積書に
抜くのは、切るの約 2 倍
物置は 3 辺の合計で決まる
01家と一緒なら、1 枚の見積書に
家本体を壊すなら、物置や庭木は付帯工事としてまとめて見積もり してもらうのが効率的です。重機とトラックがもう現場に来ているので、別に頼むより合理的。自分で木を切って怪我をする心配もなくなります。見積書に「物置撤去」「庭木伐採」の行が別に書かれているか、だけ見ておいてください。
02庭木は、切るか抜くかで 2 倍
伐採 (平均・民間調査)
約 2.9 万円
抜根 (平均・民間調査)
約 5.5 万円
高さ 3〜5m、幹まわり 30〜50cm 未満の木での平均です (民間の調査)。抜根が 2 倍と聞くと、切るだけで済ませたくなりますよね。でも切り株を残すと、そこから芽が出てきたり、シロアリの住みかになったりすることがあります。土地を売る・建てるなら根まで抜く、当面そのままなら切るだけ、が使い分けの基本です。
単体で頼むときの目安は、伐採 (高さ 3m 以上) 3 万円〜、抜根 (直径 15cm 以上) 1 万円〜、重機を使うなら 5〜10 万円前後。もう 1 つ効いてくるのが、切ったあとの木の行き先です。運んで処分する費用は、伐採の費用の 3〜5 割 と言われます。「切る値段」だけで比べると、処分費が別だった業者で総額の順番が変わります。
03見積もりで見るのは 3 つ
1 つ目、「庭木撤去」が伐採なのか抜根なのか。抜くつもりが切るだけだった、を防ぎます。2 つ目、庭石・池・井戸。庭木とは別の項目なので、あるなら現地調査で必ず伝えてください。3 つ目、運搬・処分費が込みか別か。別なら、総額で比べ直します。
04物置は、3 辺の合計で決まる
3 辺合計とサイズ別の目安
民間ポータル 2 社の公表目安の重なり (2026-08-21 時点)
多くのスチール物置は、コンクリートブロックの上に載っているだけ の設置です。撤去そのものは半日仕事。基礎のブロックは市町の粗大ごみか業者の処分 (数百円/個) です。解体業者にとってスチール物置は金属スクラップのかたまりでもあるので、スチール板を買い取って費用から差し引いてくれることもあります。見積もりで聞いてみる価値のある一言です。
工具が使えるなら、自分で解体して市町の粗大ごみに出せば 1,000〜1,500 円くらい (市町による) で済ませられます。ただしサビたボルトや大きなパネルは怪我のもと。2 人以上 + 手袋が前提です。
数値は民間ポータル・民間調査・業者公表の目安 (2026-08-21 時点) に基づきます。木の高さ・本数・重機の可否、物置の基礎付き・土間コン付きで大きく変動します。
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