
実家の解体費を調べると「坪いくら」の話ばかりですが、その前に見るところがあります。構造です。解体費用を最初に決めるのは坪数より構造で、木造 (全国目安 坪 3〜5 万円、滋賀の実測 4.5〜5.9 万円) がいちばん安く、鉄骨、RC (鉄筋コンクリート) の順に高くなります。同じ 30 坪でも、総額が倍近く違うことも。課税明細に「軽量鉄骨造」とあったら、木造の単価は当てにできません。今回は、構造でどう変わるかと、自分の家の構造の確かめ方を解説していきます。
01同じ幅でも、本棚と金庫は違う
木造 (滋賀の実測)
坪 4.5〜5.9 万円
鉄骨 → RC
順に高くなる
木造は、全国の目安で坪 3〜5 万円 (SUUMO)、滋賀の実測では坪 4.5〜5.9 万円。鉄骨造 (S 造) は木造より高く、軽量鉄骨か重量鉄骨かでも差が出ます。RC 造 (鉄筋コンクリート) は3 つの中でいちばん高い。コンクリートを砕いて運び出す量が、桁違いだからです。実際の金額は、地域の処分費や立地で上下します。
構造で変わるのは単価だけではありません。工期 (RC は砕くのに時間がかかる)、重機 (構造に合った機種を、現地調査で入れるかどうかとセットで判断)、騒音や振動への対策 (RC の破砕は近所への配慮の比重が上がる) まで、ぜんぶ連動します。
02自宅の構造は書類で確かめられる
課税明細を 見る
登記の表示で 確認
増築部分は 現地調査
固定資産税の課税明細に、「木造」「軽量鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」のように構造が書いてあります。手元になければ、登記事項証明書の建物の表示にも載っています。古い実家は大半が木造ですが、増築した部分だけ鉄骨、という混構造もあるので、あやしい部分は現地調査で見てもらってください。構造が分かれば、坪数 × 単価で見積もり前の目安が出せます。
相場は民間集計・ポータル公表の目安です。混構造・特殊構造は現地調査での判断になります。
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