
同じ湖東エリアの豊郷町・多賀町・甲良町には、個人が使える解体補助があります。では中心の彦根市は? 残念ながら、個人向けの解体費の補助はありません (2026-08-12 時点。団体向けの改修支援だけ)。補助金は家がある市町の制度で決まるので、彦根市内の家は自費が前提です。今回は、そのぶん効いてくる 3,000 万円控除と相見積もり、そして彦根ならではの道の狭さを解説していきます。
個人向けの解体補助
なし
業者
17 社
3,000 万円控除
更地で売っても対象
01彦根市の現状
彦根市の空き家の支援は、団体向けの改修支援が中心で、個人が空き家を壊す費用への補助はありません (2026-08-12 時点)。市の住宅課に空き家の相談窓口はあって、県の協議会を通じて、管理・売却・解体の総合的な相談には乗ってもらえます。お金の制度がない、というのが正確なところです。
02代わりに検討できること
1 つ目は、税の特例。相続した空き家を売るなら、最高 3,000 万円の控除があって、解体して更地で売っても対象です。2 つ目は、業者の比較。彦根市の登録解体業者は 17 社 (県の名簿) で、相見積もりで費用を抑えられます。費用を公的に下げる道がないぶん、壊さずに「古家付き」で売る選択肢との比較も効いてきます。
それから、彦根・湖東エリアでは隣の町 (愛荘・豊郷・甲良・多賀) と制度の状況が違います。補助金は家がある市町の制度なので、家が彦根市の外なら、その市町の制度を確かめてください。
03彦根で費用を左右するのは道の狭さ
補助がない彦根市では、立地による費用の振れ幅を先に押さえておく必要があります。彦根市は幅 1.2m 以上 4m 未満の道路を 4m に広げる「狭あい道路整備事業」をしているほど、城下町の旧市街に狭い道が残っています。重機やトラックが入れない現場は手壊しと小運搬になって、同じ建物でも立地で数十万円変わり得ます。見積もりは必ず現地調査つきで取って、狭小地の実績があるかを業者比較の軸にしてください。彦根は湖東エリアの中心で市内の業者が多く、比べる相手には困りません。
彦根市に住まい関連の公費支援が無いわけではありません。団体向けの改修支援はある——つまり市のお金は「壊す」ではなく「活かす」方向に付いています。個人の解体費への支援だけを探すと空振りに終わる配分なので、家じまいでは早めに自費前提へ切り替えて、税の特例と業者比較の検討に時間を使うほうが得策です。
04近隣市町との違い
同じ彦根・湖東エリアでは、豊郷町 (4/5・上限 50 万円、特定空家・不良住宅に限る)、多賀町 (1/2・上限 50 万円)、甲良町 (2/10・上限 40 万円) に制度があって、愛荘町は彦根と同じく除却の補助なしです。補助金は家がある市町で決まるので、彦根市内の家に隣の町の制度は使えません。
本記事は 2026-08-23 時点の公開情報 (市町公式ページ・県資料) に基づきます。受付状況・予算残は年度途中で変わるため、申請前に彦根市の担当課か、補助金に慣れた解体業者にご確認ください。
彦根市の家じまい・業者選びを
LINEで相談


