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悪質な解体業者の見分け方は?— 県の名簿で 5 分照合、「登録」と「許可」の違いは 500 万円だけ

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最終更新 | しが解体ナビ編集部

名簿で照合、それが最初

業者に見積もりを頼む前に、「この会社、大丈夫かな」と思いますよね。解体業者の資格は、滋賀県が公開している解体工事業登録の名簿と建設業許可の情報で、自分で照合できます。かかるのは5 分。それを通ったら、契約の前の行動を 5 つのシグナルで見ます。「感じのよさ」は、最後の加点で十分です。今回は、名簿の見方、「登録」と「許可」の違い、5 つのシグナルを順に解説していきます。

01まず、名簿で 5 分

御見積書登録 第123号県の名簿第123号
見積書の番号と、県の名簿の番号。名乗りと実体を突き合わせるだけ

名簿での照合

5 分

解体工事をするには、県への解体工事業登録か、建設業許可のどちらかが要ります (建設リサイクル法)。どちらも確かめられない業者は、その時点で選外です。

STEP 1

業者名を 聞く

STEP 2

県名簿で 検索

STEP 3

許可番号を 見積書と照合

STEP 4

所在地の 実在確認

見積書に書かれた登録番号・許可番号が、名簿の記載と一致するかを見ます。「登録」は 500 万円未満の解体工事、「許可」は 500 万円以上も請け負えます。工事の規模と資格が合っているかも確かめてください。当サイトの 業者一覧 は、こうした公開情報と掲載事業者からの情報をもとにしています。

02「登録」と「許可」の違いは、500 万円だけ

解体工事業登録500万円未満建設業許可500万円以上も100〜200万円台500万円超
普通免許で軽トラは運転できる。大型免許ならトレーラーも。戸建ての解体は、どちらの免許でも行ける

2 つの資格の境目

請負 500 万円

業者の資格欄には「建設業許可」の会社と「解体工事業登録」の会社が並びます。許可のほうが格上に見えますが、違いは請負金額 (税込) 500 万円の境目だけ。登録は県に届け出る資格で、500 万円未満の解体工事ができる。許可はもっと重い要件の資格で、500 万円以上の工事も請け負える。ふつうの戸建ての解体 (100〜200 万円台) は、どちらの業者でも合法です。「登録だから格下」ではなく、請け負える金額の守備範囲が違うだけ、と思ってください。

1 つ注意があります。県の名簿は更新が不定期で、廃止や取り消しになった業者が残っていることもあります。契約の前に、登録通知書 (有効期間 5 年) の写しを見せてもらう のがいちばん確実です。補助金を使うなら、実績報告で資格を示す書類の提出を求める市町もあるので (草津市の要綱に明記)、どのみち確認されます。

もう 1 つ。2025 年 12 月に全面施行された改正建設業法で、労務費を大きく下回る見積もりは、業者側の法令違反 になりました。極端な安値は「値引き」ではなく「違反か手抜き」のサインです。

03行動で見分ける、5 つのシグナル

150万円30分電話だけで金額現地で 30 分以上
電話だけで金額を出す業者と、現地で 30 分以上かける業者

現地を見ずに出た金額は、当日の追加費用に化けます。調査に 30 分以上かける業者は、道の幅、隣の家との距離、家財の量を見ています。

一式一式一式解体養生処分付帯「一式」ばかり工事ごとに内訳
「一式」だらけの見積書と、工事ごとに内訳が分かれた見積書

内訳が工事ごとに分かれていれば、相見積もりで比べられます。「一式」だけの 1 枚は、追加請求の火種です。

アスベスト調査届出話が出ない自分から説明
アスベストの話が出ない業者と、調査・届出を自分から説明する業者

アスベストの事前調査は、法律の義務です。こちらが聞く前に説明が出るかで、届出まで任せられるかが分かります。

E票E票話を嫌がるE 票の写しを約束
マニフェストの話を嫌がる業者と、E 票の写しの提示を約束できる業者

E 票は、最後まで処分が終わったことを確かめられるマニフェストの 1 枚です。写しを見せると約束できるかが、いちばん分かりやすい線引きです。

解体処分費養生激安解体処分費養生極端に安い処分費が内訳にある
極端に安い見積もりは、処分費を削る動機と地続き

危ないシグナルは、根っこでつながっています。極端な安値は処分費を削る動機と地続きで、その姿勢はマニフェストの話への反応に表れます。

04順番は 3 つ

まず県の名簿と許可情報で資格を照合 (5 分)。次に、登録 (500 万円未満) と許可の守備範囲が工事の規模に合っているか。最後に、現地調査・見積書の内訳・マニフェストの行動で判断すれば、「感じのよさ」は最後の加点で十分です。

名簿の掲載状況は更新されます。契約前に最新の名簿・許可情報をご確認ください。

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