
解体工事の前には、電気・ガスなどのライフラインを止める手続きが要ります。ただし全部止めればいいわけではなく、水道だけは残すのが基本。設備ごとの正しい段取りをまとめます。
設備ごとの段取り
01電気
- 解約だけでなく引込線・メーターの撤去を依頼
- 目安: 撤去日の 1 週間以上前に連絡 (会社により異なる)
02都市ガス
- 閉栓 + ガス管の撤去工事の申し込み
- 目安: 2 週間前 (会社により異なる)・撤去費は施主負担の場合あり
03水道
- 止めないのが一般的
- 工事中の散水 (粉じん対策) に使うため業者と相談
04浄化槽
- 許可業者の清掃 (汲み取り) をしてから撤去
- 使用をやめたら 30 日以内に廃止届 (浄化槽法)
なぜ水道は残す?
解体中は粉じんを抑えるために大量の散水をします。だから水道は停止せず、止めるタイミングを解体業者と相談するのが実務です。工事中の水道代は業者負担とされることが多いものの統一ルールはないので、見積もり時に負担者を確認しておきましょう。
電気・ガスは「撤去」まで頼むのがポイント
解約 (使用停止) だけでは、引込線やメーター、ガス管が残ります。設備が残ったままの解体は感電などの危険があるため、撤去工事まで申し込むのが正解。撤去には日数がかかるので、解体日程が決まったらすぐ連絡してください。
まとめ
- ●電気・ガスは解約でなく「撤去」まで依頼 (早めの連絡)
- ●水道は残す — 止め時と水道代負担を業者と確認
- ●浄化槽は清掃 → 撤去 → 30 日以内に廃止届
連絡先・必要日数は地域の電力・ガス・水道事業者により異なります。本記事は 2026-08-20 時点の公開情報に基づく一般的な解説です。
出典: 東京電力パワーグリッド 建物の解体をされるみなさまへ (全日本不動産協会掲載) / 東京ガスネットワーク 解体に伴うガス管撤去工事の申し込み / クラッソーネ 解体工事の流れ / 鹿児島市 建物解体等に伴う浄化槽撤去






