基礎知識

解体の現地調査で業者は何を見ている?— 立ち会い前の予習 7 項目

公開日

最終更新 | しが解体ナビ編集部

調査が浅いと、あとで足が出る

見積もりの前に、業者が家を見に来ます。「何を見てるんだろう」と思いながら立ち会う人が多いと思います。業者が現地で確認するのは7 か所で、ちゃんと見る業者なら 30 分〜1 時間かかります。この 7 つを先に知っておくと、その場で「この業者は大丈夫か」が分かります。数分で帰る業者の見積もりは、あとから追加費用が出やすいからです。今回は、業者が見ている 7 か所と、こちらが準備しておくこと、見分け方を解説していきます。

01業者が見ている 7 か所

712534630分〜1時間
① 屋根と構造 ② 物置・庭木 ③ 道路と搬入経路 ④ トラックの駐車位置 ⑤ 隣地との境界 ⑥ 埋設物 ⑦ 残置物。丁寧な調査は 30 分〜1 時間

確認する項目

7 か所

所要時間

30 分〜1 時間

まず、建物そのものです。構造と大きさ、それからアスベストがありそうかを、屋根や外壁の素材まで見ます。物置やカーポート、太陽光パネル、庭木、庭石、池といった「家の外にあるもの」も、ここで数えます。

次に、道路と周りです。道が狭かったり一方通行だったりすると小型の重機に変えることになって、費用と工期に直に効きます。トラックをどこに停めてどう運び出すか (道路使用許可が要るか)、隣との境界、そして塀がどちらの持ち物か。塀の持ち主は、トラブルの定番です。

最後に、見えない部分と家の中。水道管やガス管の位置、浄化槽や井戸があるか、家の中に残っている家財の量。家財は、量で処分費が大きく変わります。この 7 か所は、解体業者 2 社が公表しているチェック項目で共通していたものです。

02施主側の準備は 2 つ

1 つ目は、知っていることを全部伝えること。増築した、井戸がある、昔なにかを埋めた。隠れていた事実は、あとで追加費用になって返ってきます。2 つ目は、境界と残す物を先に決めておくこと。残したい塀や木、物置があるなら、調査の前に決めて、当日その場で伝えてください。

03数分で帰る業者は、比較から外す

数分で帰る30分〜1時間
調査に来ない、来ても数分で帰る業者の見積もりは「一式」頼みになりがち

丁寧な調査には 30 分〜1 時間かかる。これを知っていれば、数分で帰った業者の金額をどう扱えばいいかも見えてきます。現地を見ずに出た数字は「一式」頼みになりがちで、当日の追加費用に化けやすいです。情報は隠さず全部出す。これが追加費用のいちばんの予防です。

チェック項目は解体業者の公表情報に基づく一般的な内容です。

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