基礎知識

2023 年の空家法改正で何が変わった?— 所有者に関係する 3 つのポイント

2026-08-20 | しが解体ナビ編集部

廃屋の窓辺

2023 年 12 月に改正空家法が施行され、空き家をめぐるルールが大きく変わりました。持ち主にとって重要なのは「対象が広がった」こと。所有者に関係する変更点を 3 つに絞って解説します。

変わったこと 3 つ

01① 管理不全空家の新設
  • 特定空家の予備軍を新たに区分
  • 勧告で住宅用地特例が解除
02② 代執行の円滑化
  • 緊急時の代執行などが可能に
  • 費用は所有者負担が原則
03③ 活用の後押し
  • 活用促進区域の創設
  • NPO 等を支援法人に指定できる仕組み

措置の流れは 2 トラック

管理不全空家は「指導 → 勧告 (特例解除)」。特定空家は「助言・指導 → 勧告 (特例解除) → 命令 → 代執行」で、命令違反には 50 万円以下の過料もあります。どちらのトラックでも、勧告の段階で土地の固定資産税の軽減が外れる点は共通です。

つまり改正のメッセージは明確で、「危険になってから」ではなく「危険になりそうな段階」から行政が動くようになった、ということです。

所有者がやるべきこと

窓・屋根の破損や草木の繁茂を放置しないこと。そして使う予定のない空き家は、元気なうちに「売る・貸す・壊す」の方針を決めること。改正法は放置のコストを着実に引き上げています。

まとめ

本記事は 2026-08-20 時点の公開情報に基づきます。個別の措置の運用は各市町にご確認ください。

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