基礎知識

蜂の巣がある空き家、そのまま解体できる?— 駆除が先の理由と費用

公開日

最終更新 | しが解体ナビ編集部

駆除が先、解体はその後

長く放っておいた家には、スズメバチやネズミ、ときにはアライグマまで住み着きます。「そのまま壊してもらえばいいのでは」と思いますよね。でも順番は、駆除が先、解体はそのあとです。そのまま壊し始めると、作業員が危ないだけでなく、住人 (害虫や害獣) が近所の家へ逃げ出すからです。今回は、駆除の費用の目安と、法律がからむ動物のことを解説していきます。

01重機は、駆除が終わるまで待つ

① 駆除② 解体駆除が終わるまで待つ
軒下の巣を先に駆除業者が取る。重機はロープの手前で待つ。逆にすると、住人が近隣へ逃げる

スズメバチの巣の駆除

2 万円〜

ネズミ

3 万円〜

害虫や害獣がいるまま解体すると、ゴキブリやネズミが周りの家へ逃げ出して、近所とのトラブルになります。蜂の巣があれば工事は止まり、作業員が刺される危険もあります。だから解体の前に、駆除業者を入れるのが原則です。ミツバチなら 8,000 円〜4 万円 (どれも民間ポータルの目安)。

私有地 (空き家) の蜂の巣は持ち主の責任が原則で、市町が代わりに駆除してくれることはごくまれです。ただ、市町の対応はまったく違います。相談を受けるだけの町、駆除業者を紹介してくれる市、防護服を貸してくれるところまで。電話 1 本で確かめられます。

02アライグマなどの動物は法律がからむ

哺乳類や鳥を捕まえるには鳥獣保護管理法の捕獲許可が要る場合があって、アライグマは外来生物法の防除認定の対象です (環境省)。勝手に捕まえて処分できない動物がいる、ということです。見つけたら市町の担当課か駆除業者に相談して、手続きごと任せるのが安全です。巣や動物が住み着くこと自体、放置が長くなっているサインでもあります。

駆除費用は民間の公表目安です。動物の捕獲に関する規制は環境省・県の公表情報に基づきます。

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