
何年も無人のままの、米原の実家。解体を考え始めて調べると、市には解体費用の 1/3 (上限 20 万円) を補助する「空家等除却支援補助金」があって、2026-08-12 時点で受付中です。ただし、予算がなくなり次第終了。今回は、条件と、慌てないための動き方を解説していきます。
補助
1/3・上限 20 万円
受付
予算がなくなり次第終了
対象
S56 以前 or 接道不良
01制度の中身
補助は解体費用の 1/3、上限 20 万円。対象の条件は、昭和 56 年以前の建物、または接道が不適合な敷地 (建て直しが難しい土地) のどちらかです。道路にじゅうぶん接していない土地の家は建て直しが難しくて放置されがちですが、米原市はまさにそこに補助を出しています。
02受付中。ただし早い者勝ち
市へ相談
申請
交付決定
工事
2026-08-12 時点で受付中ですが、予算がなくなり次第終了します。使うと決めたら、業者と契約する前に申請まで進めてください。
- ●交付決定の前の着工は対象外です
- ●契約先は市内の事業者 (市内に事業所か営業所のある法人・個人事業者) に限られます (要綱第 3 条)。市外の業者と契約すると補助の対象外になります
03対象の条件 — 接道不良の敷地も含む
要綱が決めている対象の空き家と、手続きの条件は次の通りです。
- ●1 年以上無居住 (または最後の居住者が亡くなり活用見込みがない) 空家であること
- ●かつ 昭和 56 年 5 月 31 日以前の建築、または建築基準法 43 条の接道を満たさない敷地であること
- ●事業着手前に申請し、年度内に完了させること
- ●敷地内の工作物・竹木・動産まで全て撤去して更地化すること
- ●予算が無くなり次第受付終了 (令和 8 年 4 月 1 日時点のページ掲載)
米原市の制度で特徴的なのは、接道の悪い敷地を対象の条件にはっきり書いていることです。建て直しが難しい土地の空き家を減らす狙いで、築年が新しくても接道が悪ければ対象になり得ます。裏を返せば、重機やトラックが着けられない現場が制度の上で想定されている、ということ。手壊しと小運搬で割高になる前提で、搬入の経路を見積もりのときに確かめてください。
04米原市で費用を左右すること
米原市は面積 250km² のうち森林が 63% を占めて、中山間部は 1m 前後の積雪がある県下有数の豪雪地帯です。雪の時期の工事は天候のリスクを抱えて、現場までの距離も運搬費に効きます。年度内の完了が補助の条件なので、冬に着工がずれ込まないように、申請は年度の前半に済ませるのが安全です。相談窓口はシティセールス課 (0749-53-5140) です。
米原市の空家・空地バンクには「恋する空家プロジェクト」という名前が付いています。市はこのバンクに加えて、民間見積サービスとの除却促進協定も結んでいます。空き家を「流通させる・減らす」道具立てをそろえている市で、接道不良の敷地まで補助対象に明記した除却支援も、この流れの中にある制度です。
05近隣市町との違い
同じ湖北エリアの長浜市に個人向けの解体補助はなく (団体向けだけ)、湖北で個人が使える除却補助は米原市だけです。
本記事は 2026-08-23 時点の公開情報 (市町公式ページ・県資料) に基づきます。受付状況・予算残は年度途中で変わるため、申請前に米原市の担当課か、補助金に慣れた解体業者にご確認ください。
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